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使命感をもって、がむしゃらに働いていたころの話(自分史その2)


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2)面接とはコミュニケーション(試験と思わない方がいい)

よく、面接で失敗したというコメントを耳にしますが、失敗とはどういうことを指すのかを考えたほうがいいと思いますね。

 

採用面接の場合、売り手市場か買い手市場かによって、面接の質量の機会(例えば、有名どころの大企業が希望だとしたら、何人くらいを募集しているのか?など)は左右されるかもしれませんが、元々、倍率の高い企業を受けようとしているならば、10社受けて1社でも内定をもらえれば御の字になるじゃないですか。 つまり、この場合、成功/失敗の2者択一ならば、9社は失敗となってしまうのですよ。

でもこれって、「失敗」なんでしょうか!? 内定をもらえなかった9社の面接などから、必ず学ぶことがあるはずだし、いわゆる場慣れしてくるので、面接官の質問を先読みすることもできてくるはずです。

言いたいことが言えなかったとか、あがってしまって面接官の質問を取り違えた/誤解したなど、内容はいろいろあるでしょうが、完ぺきな面接回答などはあるはずもないので、もし「こう言えばよかった」「もっとはきはきと声を大きめに話せばよかった」など、反省(失敗と捉えるのではなく、失敗と考えるならば、次に活かせばいいんじゃないでしょうか。

 

面接=コミュニケーションだから、あまり硬くなる必要はないですしね。はじめて会う人、例えば場面は違いますが、大学入学時に、あるいは研究室やゼミに入った時のことを思い出してみてください。

「自分を知ってほしい」とか、「相手はどういう人なんだろう」と単純に考えていませんでしたか? 見ず知らずの人とファーストコンタクトをする時に、失敗することをイメージするでしょうか? いや、この場合の失敗って何でしょう? 嫌われること? 多分、人格的な欠陥がない限り、初対面の人に嫌われる態度をとる人はいないですよね。

面接も同じでしょう。 受験と違い、交通費は発生するが、受験料などはないのだから、何度失敗しても構わないくらいのつもりで臨んだほうがいい。

 

上から目線になってしまいますが、経験を基に言えば、ポイントは2つしかないでしょう。

 

・自分はこんなことをやりたい、こういう社会人になりたい/成長したい、このようなキャリアを描いている、など、自分を知ってほしいとの思い(想い)

・面接官であるコミュニケーションの相手が、何を知りたいと考えているのかを傾聴し(よく聴いてから)回答すること

 

これを外してしまったらば、「失敗」と判断してはいかがでしょう。この失敗は、準備不足といえるもので、受験勉強もせずに東京大学を受けるようなものと思いますよ。

細かいテクニックを教える塾みたいな組織やノウハウ本が流通していますが、基本はこれだけと考え、あとは誠実にスピーディに応えるしかなく、下手な小細工をすると、「自分史その1」で述べたように、面接官に見抜かれてしまいます。

面接官という相手は百戦錬磨であり、しかも応募者が多いと、オートメーション的に流されてしまい、取り繕った瞬間に、話が嘘だと感じてしまえば、そこで面接終了となってしまいます。

 

小細工せず、上記2点を外さず、誠実にスピーディにコミュニケーションをとることを心がけることが重要です。